研究課題/領域番号 |
17K01439
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療技術評価学
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研究機関 | 杏林大学 |
研究代表者 |
岸野 智則 杏林大学, 保健学部, 教授 (20343478)
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研究分担者 |
森 秀明 杏林大学, 医学部, 特任教授 (10239618)
四倉 正之 杏林大学, 保健学部, 教授 (10240368)
川村 直弘 杏林大学, 医学部, 講師 (10406986)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 脂肪 / 生活習慣病 / 超音波 / 血液検査 / アディポカイン / SWE / 脂肪酸組成 / 超音波検査 |
研究成果の概要 |
本研究は、超音波検査技術を脂肪組織に適用し、検査結果から生活習慣病の病勢を計る指標を明らかにすることを目的とした。脂肪組織は部位により生活習慣病の病勢との関与の程度が異なる。そのため、腹部の内臓脂肪・皮下脂肪・腹膜脂肪・腎周囲脂肪や心臓周囲の心外膜下脂肪などと、血液検査所見との関係を比較し、超音波で検査すべき最適部位を明らかにすることが必要である。腹部内臓脂肪と、それに次ぎ心外膜下脂肪が、生活習慣病の病勢を最も反映する、超音波で検査すべき脂肪組織であることを明らかにした。更に、生活習慣病に合併する脂肪肝に伴う肝傷害の有無を判別する超音波検査指標が明らかになりつつある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生活習慣病に関連する血液検査値と最も関連する脂肪組織部位が明らかになった。生活習慣病の病勢を知る上で、血液検査だけでなく、超音波検査時にも有用な情報を検査室から提供できることになり、生活習慣病診療に寄与するものと期待する。
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