研究課題/領域番号 |
17K01457
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
松田 史代 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (70437953)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 運動療法 / 脳虚血 / 認知症 / 高齢 / マウス / 運動 / 慢性脳虚血 |
研究成果の概要 |
本研究は、高齢者社会の到来で「認知症」は上位のキーワードになっている。認知症の中で、遺伝性が他の認知症よりも比較的高いとされている家族性アルツハイマー型認知症の危険因子のひとつであるアポリポプロテインApoEの遺伝子型の1つε4を人為的に遺伝子組み換えしたノックインマウスを用いて、対照群のε3のノックインマウスとどのような違いがあるか検証した。ただ飼育した環境では、寿命に違いはなかったが、生存中の行動学的差異(探索行為:興味など意欲的な行動、活動範囲)がみられた。また、海馬の神経細胞数もε4保有マウスのほうが少ない傾向にあり、生存寿命ではなく健康寿命の必要性が明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
当初の目的である運動介入の有無までの検証は本研究期間では間に合わなかったが、これまで遺伝性が他の認知症よりも比較的高いとされている家族性アルツハイマー型認知症の危険因子のひとつであるアポリポプロテインApoEの遺伝子型の1つε4を人為的に遺伝子組み換えしたノックインマウス・対照群であるε3のノックインマウスの寿命・生存曲線を求めることができた。これにより、今後の研究での運動介入時期の検証などのデータを得ることができた。また、ただ同じような生活(通常飼育環境)では寿命には有意な差はないことが分かり、健康状態を加味した健康寿命の必要性がより明確化された。
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