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心臓リハビリテーションの炎症性サイトカインを介した有用性の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K01471
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関昭和大学

研究代表者

正司 真  昭和大学, 医学部, 講師 (50384392)

研究分担者 木庭 新治  昭和大学, 医学部, 教授 (20276546)
角田 史敬  昭和大学, 医学部, 講師 (60384393)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード心臓リハビリテーション / 動脈硬化 / 炎症性サイトカイン / リハビリテーション医学
研究成果の概要

心臓リハビリテーション(心リハ)は重要な動脈硬化の予防戦略となる。一方動脈硬化の形成、進展には脂肪細胞を介した炎症性サイトカインのネットワークが関与する。急性冠症候群を発症した患者の炎症性サイトカイン濃度を発症直後から6ヵ月後まで測定し臨床検査データと炎症性サイトカインの推移を長期にわたり追跡した。当初は登録研究を予定したがコロナ禍であり当院で過去に心臓リハに参加し完遂した患者24例に対し後方視的に解析と検討を行った。
IL-6は急性期において産生増加し、高感度CRPや白血球と強い相関を認めた。一方で高感度TNF-alpaは慢性期においても検出され続けており、特に慢性期の炎症の多寡に関与した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

心リハは本邦のみならず、世界の循環器領域のガイドラインにおいて二次予防の観点から強く推奨されている。運動療法を中心とした心リハは比較的簡易に導入でき、今後さらに増加が予想される急性冠症候群患者に対して非常に有益である。運動療法の炎症性サイトカインと脂質プロファイルに着目したメカニズムの考察はその導入に説得力を持たせ、さらには患者の早期社会復帰、二次予防という観点においても多大な意義があると考える。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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