研究課題/領域番号 |
17K01484
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 藤田医科大学 |
研究代表者 |
山田 晃司 藤田医科大学, 保健学研究科, 教授 (60278306)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 骨密度 / 振動 / 振盪 / 骨形態計測 / マイオカイン / 認知症予防 / SAMP10 / 骨粗鬆症 / 医療・福祉 |
研究成果の概要 |
転倒を予防する平衡感覚を養う装置と骨折治癒時に老化した細胞を活性化する刺激方法である振動刺激に、新規の振盪刺激を組み合わせたコンビネーション刺激装置を作製した。卵巣摘出術を施した骨密度低下マウスを作成し、1日30分間、10週間コンビネーション刺激を継続して行った。その結果、類骨幅、類骨量、骨石灰化速度において刺激なし群に比べ刺激あり群が有意に高い値を示した(p<0.05)。また、下肢帯におけるBMP-2、IL-1β、IL-6、MyoDの発現解析においても刺激あり群が刺激なし群に比べ有意に高い値を示した(p<0.05)。これらの結果から骨代謝が現在進行形で活発に行われている可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新規に振盪と振動のコンビネーション刺激装置を作製し、骨密度低下モデルマウスにて検証したところ、骨代謝が活発に行われることが示唆された。また、腰椎は骨粗鬆症が原因で骨折する好発部位の1つで体幹の深部にあり刺激をすることが困難である。その腰椎において開発した装置により一定の効果が得られたことは、予防医学として閉経前後女性を対象としたヒトへの装置開発、効果の検証により将来臨床応用できる知見が得られた。
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