研究課題/領域番号 |
17K01492
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 川崎医科大学 |
研究代表者 |
氷見 直之 川崎医科大学, 医学部, 講師 (70412161)
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研究分担者 |
宮本 修 川崎医科大学, 医学部, 教授 (00253287)
岡部 直彦 川崎医科大学, 医学部, 助教 (30614276)
丸山 恵美 川崎医科大学, 医学部, 助教 (30792072)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | リハビリテーション / 脳梗塞 / シナプス / 海馬 / 電気生理 |
研究成果の概要 |
軽度脳梗塞モデルラットにリハビリテーションとして有酸素運動を負荷することで、海馬ネットワークやニューロンの活動性がどう変化するか電気生理学的手法にて解析した。結果として、有酸素運動群では空間記憶能が非運動群と比較して有意に向上したが、海馬ニューロンの興奮性やシナプス間の短期可塑性には群間で差が認められなかった。そこで電気生理学的検討から離れてシナプス関連分子の発現量を測定したところ、synaptophysinおよびMAP-2は群間で差は見られなかったが、PSD95が非運動群において低下していた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
運動機能は正常で、認知・記憶能力が損なわれる軽度脳梗塞患者がリハビリテーションとして有酸素運動を行うことで、海馬でシナプス数が減少するのを阻止して健常レベルに維持できることが動物実験により間接的に示された。これは従来の研究で報告されていない知見である。電気生理学的な手法ではシナプス伝達の変化は見られなかったが、そのような測定できないレベルの微小な変化ではあるが、有酸素運動で確実にシナプス伝達が強化されていると考える。
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