研究課題/領域番号 |
17K01520
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 神奈川県立保健福祉大学 |
研究代表者 |
菅原 憲一 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 教授 (90280198)
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研究分担者 |
鈴木 智高 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 准教授 (00576382)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 運動学習 / リズム追随運動 / 反復リズム運動 / 運動制御 / 歩行リズム学習 / 理学療法学 |
研究成果の概要 |
本研究は、運動学習に働きかけるリズム追随運動によるリハビリテーションプログラムについての基礎的検証と臨床場面への応用展開をすることについての検討を行った.第一に基礎研究として、リズム形成に関わる中枢神経系の制御動態および運動の随意性発動の重要性、さらに運動学習における両側運動の重要性に関わる検討を行った.また臨床研究においては歩行スピードが変則的に変化する変速トレッドミルについての開発、および変速における歩行特性を分析検討した.以上の結果からリズムを考慮した運動療法の実践は中枢神経系への影響も大きく、運動学習を形成していく上でも重要な要素であることが示された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
当研究においてリズム運動による中枢神経系の興奮性動態についての知見を得ることができた.また、随意的な発動性(努力的運動)の重要性および運動学習に関与するリズムを形成する際の両側運動の有効性を明らかにした.さらには、現状で行われている歩行のリハビリテーションにおいてスピードの変則的な変動を有する練習が歩行のリハビリテーションにとって重要な研究シーズであることを示した.以上の見解から、さらに各種病態への導入を目指すためのさらなる具体的な検証が重要であることが示された.
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