研究課題/領域番号 |
17K01532
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 東京医療学院大学 |
研究代表者 |
内田 学 東京医療学院大学, 保健医療学部, 准教授 (80531475)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 多系統萎縮症 / 姿勢異常 / 咳嗽力低下 / 誤嚥性肺炎 / 嚥下筋 / 筋強剛 / 温熱刺激 / 姿勢 / 固縮 / 舌骨下筋 / 温熱療法 / 誤嚥 / 嚥下クリアランス |
研究成果の概要 |
多系統萎縮症はパーキンソニズム、小脳失調等を呈する特徴がある。首たれ等の姿勢の影響が嚥下障害に目立ち誤嚥性肺炎を誘発しやすい。また、咳嗽力の低下も喉頭侵入に対する防御的な反応を障害し誤嚥性肺炎を誘発する。多系統萎縮症の誤嚥を予防する為には姿勢と呼吸器の双方の介入が必要であることを本研究にて明確にした。姿勢と呼吸機能の改善は理学療法の中核をなし、総合的な介入が誤嚥性肺炎の予防につながる事を報告した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多系統萎縮症に出現する誤嚥性肺炎は、疾患の特性から予防に対する積極的な取り組みはなされていない。嚥下障害は高率で出現する特性であるが、介入としては対症療法がほとんどである。本研究では、首たれなどの多系統萎縮症に出現する姿勢異常などの構造的特性に対する介入の意義を報告した。姿勢の調節は可能な限り維持させることの意味を報告し、今後の誤嚥性肺炎を未然に予防するための手法を発信することができた。
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