研究課題/領域番号 |
17K01567
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 群馬大学 (2018-2021) 長崎大学 (2017) |
研究代表者 |
田中 浩二 群馬大学, 大学院保健学研究科, 准教授 (60613601)
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研究分担者 |
田中 悟郎 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (00253691)
中根 秀之 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (90274795)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 認知機能 / 高齢者 / 地域 / 介護予防 / 認知症 / リハビリテーション / 予防 |
研究成果の概要 |
我々は地域で活用でき,PCとタブレット型端末の両方で実施できる認知機能向上プログラム「脳ケア」の開発を行った. スクリーニング課題の正解の回答時間の平均を正解率で除することで得られるInverse Efficiency Score(IES)を算出し,MoCA-J合計得点との関連の検討を行った.その結果,記号・数字照合課題,有関係記憶課題,カード選択課題とMoCA-Jと有意な相関関係が認められた.認知機能スクリーニングテストしての有用性が示唆された.また,4,305名を対象としスクリーニング課題の解析では,年齢が高くなると,回答時間のばらつきが多くなることが確認された
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
認知症のスクリーニングに用いられる既存の評価尺度は,今日の日付や今いる場所を問う質問があり,対象者の自尊心を傷つける可能性がある.我々が開発したスクリーニング課題は,比較的平易な課題で構成されており,正答数と回答時間を評価に使用する.対象者は楽しみながら,失敗体験をすることなく実施することが可能と思われる.このスクリーニング課題の有用性が確認されたことにより,対象者の自尊心を傷つけることなく,認知機能のスクリーニングを行なうことが可能となると思われる.
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