研究課題/領域番号 |
17K01699
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 日本福祉大学 |
研究代表者 |
新井 博 日本福祉大学, スポーツ科学部, 教授 (10222720)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 体力養成・精神作興 / 全日本スキー連盟 / 一般スキー術要項 / 全国スキー講習会 / 全国皆スキー行進 / バッジテスト / スキー指導者 / 戦時期 / スキー / 指導者講習会 / 戦時下 / 体力養成 / バッチテスト / 地方 / 管理 / 講習会 / 1級 / 2級 / スキー連盟 / 一般スキー要項 / 競技力 / 国民体力 / テキスト / 昭和14年 / 国民皆スキー行進 / スキー行進 / 全国 / 総力戦体制下 |
研究成果の概要 |
本研究では,日中戦争下の1939年から1941年までに,全日本スキー連盟が方針を競技スキー主義から国民体力養成・精神作興へと一転した過程を解明し,次のことが解明された. 連盟は,スキー技術を統合することを主眼として,当初新たな一般スキー術要項を作成して,それをもとにして毎年講習会とバッチテストを全国的に実施し,統一した技術を普及するために指導者を見い出した.また,2月26日に皆スキー行進の日と決めて,式典と行進を全国で開催して,精神作興と体力の養成を行っている.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究の成果の学術的意義として,戦時下といった特別な時期にでスポーツ団体である全日本スキー連盟が,如何なる活動を実施したのか解明することは,スポーツが戦時下に果たす役割を解明することに繋がる.正確な分析にもとづく研究が必要である. 研究の社会的な意義として,スポーツの益々の発展は人類の発展に深く関係している.スポーツによる人類平和のために基本的役割を深く理解するために,戦時下でのスポーツ活動を理解することは重要な意義がある.
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