研究課題/領域番号 |
17K01728
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 茨城県立医療大学 |
研究代表者 |
橘 香織 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (80453025)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | パラスポーツ / 車いすバスケットボール / 競技特性 / 運動率 / 二次元DLT法 / 障がい者スポーツ / 車椅子バスケットボール / ハイパフォーマンス |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、車いすバスケットボールのゲーム中の移動距離と移動スピード、運動率を客観的数値指標として定量的分析を行い、運動強度の特性を明らかにすることである。 車いすバスケットボールの国際試合を定点撮影し、二次元DLT法を用いて試合中の選手の位置情報を取得し、移動距離及び移動スピードの解析を行った。その結果、世界ランキング上位のチームと下位のチームを比較すると、総移動距離や平均移動スピードにはチーム間で有意差は無かったが、最大移動スピードにチーム間で有意と思われる差が見られた。運動率の分析から、上位チームは緩急の差をうまく使って相手選手とのずれを作っていることが推察された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、車いすバスケットボールの競技スピードや運動強度は大幅に進化している。その理由としては、競技用車いすの性能の向上に加え、国を挙げてオリンピックスポーツと同様の強化予算をつぎ込んでの強化活動時間増大を図る国が増えていることが挙げられる。現在の試合中の移動スピードや運動率を知り、それに基づいたトレーニング方法を開発・推進していくことで、効率的かつ効果的な強化を図ることができる。
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