研究課題/領域番号 |
17K01740
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
大嶽 真人 日本大学, 文理学部, 教授 (90338236)
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研究分担者 |
橋口 泰一 日本大学, 松戸歯学部, 准教授 (90434068)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 障がい者スポーツ / ブラインドサッカー / 動作特性 / コーチング / トレーニング / ゲーム分析 / 運動特性 |
研究成果の概要 |
本課題研究は、ブラインドサッカー選手の動作特性及び選手をサポートする指導者・ガイド・コーチ・ゴールキーパーの指示内容の意識や選手とのイメージの共有、ブラインドサッカーの競技特性を複合的に分析することを目的としている。 選手の試合中の移動距離、移動速度、心拍数などから動作特性を明らかにした。特に、女子選手は男子選手に比べ移動距離は60%程度に留まるが、心拍数は非常に高く、生理学的特徴が示された。指導者の言語教示内容や指導方法、さらには障がい理解や他者理解など意思伝達における前提条件が顕となり、トレーニング内容及び環境の整備やサポート体制が十分に提供されていないことが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ブラインドサッカー選手の動作特性、ゲーム分析(量的研究)とプレーの意識や言語指示(質的研究)について分析することは、ブラインドサッカーの強化と発展に結びつけるコーチングシステムの構築及び競技力向上に向けた実践的な資料となる。また、ブラインドサッカー競技における拠点となるトレーニング環境の設定の効果を検証し、2020年以降も持続可能な強化と社会的環境モデルを構築するための課題を解決することとなる。
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