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現象学的スポーツ人類学研究の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K01742
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 スポーツ科学
研究機関日本体育大学

研究代表者

石井 隆憲  日本体育大学, スポーツマネジメント学部, 教授 (70184463)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードチンロン / ミャンマー / スポーツ人類学 / 現象学的研究 / 身体認識 / 身体感覚 / 動き方の配列 / 実践 / 伝統スポーツ / 現象学的スポーツ人類学 / 現象学的人類学 / 直截経験
研究成果の概要

本研究は現象学的スポーツ人類学の研究方法を構築しながら、ミャンマーの民族スポーツである「チンロン」を対象とした民族誌を作成することが目的であった。そのために本研究と関連する視点を持つ従来の研究をレビューし、本研究に利用できる部分を抽出した。その後、実際に研究者自身も身体を動かしながらチンロンを実践し、私の身体感覚や身体認識を言語化した。このデータに基づいてチンロンの競技者や指導者たちとディスカッションをおこない、一定の合意を得ることができた動きの感覚の記述をテキストとして、これに解釈を加え民族誌を作成した。また、この手順をスポーツ人類学の現象学的研究の一つのモデルとした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義は、いわゆる調査者の実践を通して、これまで主観的なものとされてきた私の身体感覚や身体認識を他者とのディスカッションを通して、客観的なものとして記述することにある。このような研究方法を提示することで、スポーツ人類学の研究に新たな視点と方法を提供するものである。
また、社会的意義としては、実際にスポーツを指導するにあたり、自分自身の感覚を含めた指導の方法を開発できるとともに、スポーツを通して共感する作用や同じように身体を動かすことでの身体的な理解の高まりについて理論的な背景を提供するものである。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018 2017 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [国際共同研究] ミャンマーチンロン連盟(ミャンマー)

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [雑誌論文] The Current Status of Anthropology of Sport in Japan2018

    • 著者名/発表者名
      TAKANORI ISHII
    • 雑誌名

      5th Annual Conference of the Asian Society of Sport Anthropology

      巻: 1 ページ: 9-12

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 民族スポーツの教材化と学習プログラムの開発-ミャンマーのチンロンを事例として-2017

    • 著者名/発表者名
      石井隆憲
    • 学会等名
      日本体育学会スポーツ人類学専門領域
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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