研究課題/領域番号 |
17K01799
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
島田 恭子 東洋大学, 現代社会総合研究所, 客員研究員 (30781380)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | メンタルへルス / 対人関係 / コミュニケーション / 健康増進 / 心理的ウェルビーイング / 無作為化比較試験 / メンタルヘルス / 対人関係療法 / 予防精神医学 / スピルオーバー / クロスオーバー / ワークライフバランス / 人間関係 / ワーク・ライフ・バランス / ストレスマネジメント / ポジティブ心理学 / 介入研究 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、子育て中の女性を対象に、新たに開発したオンデマンド型動画中心ウェブ版対人関係焦点型プログラムの、本人の心理的ウェルビーイングおよびメンタルヘルスの向上効果と、その子どもの健康増進を、ランダム化比較試験を用いて検証することである。学習内容は、メンタルへルスセルフケア、ストレスマネジメント、認知再構成、対人関係療法の考え方、アサーションなどを、具体的な事例と共に、動画、音声、テキストを組み合わせて行った。検証目的の一つである、子育て女性の心理的ウェルビーイングは、プログラム施行群において有意に向上したが、その子どもの健康増進とは有意な関連が見られなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義:4つの学会発表、2つの論文の公表を行った。育児中女性を対象としたオンデマンド型メンタルトレーニング無作為化比較試験の結果、本人の心理的ウェルビーイングにおいて介入後の群間差は有意に認められたものの、その子どもへの健康増進効果は認められなかった。今後、同様のプログラム開発にあたっては、脱落を防ぐ取り組み、介入後のモチベーション維持に対する工夫、などが必要であると考えられた。 社会的意義:某自治体において、本プログラムの知見を用い、子育て女性のウェルビーイング向上を通してご本人およびその子どもたちの養育環境を向上させる取り組み(主に虐待予防)を開始したところである。
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