研究課題/領域番号 |
17K01801
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 聖心女子大学 (2021-2022) 東京未来大学 (2017-2020) |
研究代表者 |
平部 正樹 聖心女子大学, 現代教養学部, 准教授 (20366496)
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研究分担者 |
藤後 悦子 東京未来大学, こども心理学部, 教授 (40460307)
藤城 有美子 駒沢女子大学, 人文学部, 教授 (40318283)
北島 正人 秋田大学, 教育文化学部, 教授 (30407910)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 信制高等学校 / メンタルヘルス / 学習 / ストレス / 学習目標 / 学習方略 / 満足度 / QOL / 通信制高等学校 / 学校保健 / 精神保健 |
研究成果の概要 |
本研究は、通信制高校生徒のQOL向上のための総合的支援につながる知見を得ることを目的として実施した。全国にキャンパスを持つ私立広域制通信制高校の全生徒を対象としたメンタルヘルスや学習についての質問紙調査、ならびに、同校の卒業生を対象とした在校中ならびに卒業後の適応にかかわる要因についてのインタビュー調査を実施した。前者については、通信制高校生徒のメンタルヘルスや学習の特徴、ならびに、その変化を明らかにできた。また、後者では、在校中または卒業後の進路での適応の要因やそのための支援を明らかにすることができた。また、これらの知見を同校にリーフレットによってフィードバックした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在日本では少子化が進んでいるが、通信制高校の学校数や生徒数はますます増加の傾向にある。学びの多様化や、学校の福祉的な役割という観点からも、日本の社会での通信制高校の位置づけは、今後より重要になる。さまざまなニーズを持って通信制高校に入学してくる生徒の実態を把握し、支援方法を検討することが必要であるが、実証的な研究はこれまで少なく、本研究の学術的な意義は大きいと思われる。通信制高校での生活をどのように送るか、それをベースに卒業後の次の進路でどのように適応していくか、これらがうまく進むための支援についての知見を示せたことが本研究の社会的意義である。
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