研究課題/領域番号 |
17K01815
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
高崎 裕治 秋田大学, 名誉教授 (40117297)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 学校教員 / 身体活動量 / 仕事時間 / 健康状態 / 課外活動 / 健康 / 保健健康管理 |
研究成果の概要 |
本研究は小中学校の教員を対象に日常の身体活動量、仕事時間、及び健康状態を調査してその実態を明らかにし、学校教員の健康推進活動に役立てることを目的としている。調査対象の小中学校へ出向き、教員に活動量計、及び仕事時間と健康状態の調査票を配布した。活動量計は、普通に勤務する日に腰部に装着するよう指示した。また,調査終了後に結果を教員に提示して感想等を聞き取り調査した。学校教員合計308人のデータから、長時間労働の実態と身体活動量や健康状態との関連性を明らかにしたが、現状では仕事時間の短縮に限界があり、学校教育そのものの在り方や制度設計など基本的なところからの働き方改革が必要なことが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学校教員の多くは職務に多忙感を抱いており、ストレスによる身体的、精神的健康の悪化が懸念されている。教員の身体活動量についてみると、その実態はほとんど知られていない。学校での身体活動量の研究は子どもについて測定したものが大部分で、教員の身体活動量を測定した研究は極めて少ない。学校教員が身体や精神を病んで休職や離職に追い込まれることなく健康であるためには、職務の実態とその関連要因を把握することが重要である。学校教員を対象とした日常の身体活動量、仕事時間、及び健康状態について調査、分析しているものは少なく、職場での健康管理など健康推進活動の展開に資するものとして本研究には大きな意義がある。
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