研究課題/領域番号 |
17K01867
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
菊池 透 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (10240772)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 生活習慣病 / 小児 / 郵送健診 / 追跡調査 / 肥満 / 脂質異常症 / トラッキング / 出生体重 / 成人式 / 血圧 / 成長 / 妊娠 |
研究成果の概要 |
新潟県見附市小児生活習慣病健診の受診者に対する郵送健診の追跡調査研究を実施した。見附市小児生活習慣病健診を小学校4年生時に受診し、2019年に成人式を迎えた306名のうち36名が参加した。郵送健診キットを使用し、総コレステロール、HDL-コレステロール、LDL-コレステロールを測定した。また、身長、体重、腹囲、血圧を自己申告とした。小児健診結果とは、総コレステロール、LDL-コレステロール、肥満度とBM、腹囲が、正の相関が認められた。小児生活習慣病健診で、自分自身の健診結果を知ることは、成人後の生活習慣病の予防に重要である。また、郵送健診は、一般市民を対象にした調査にとって有用な方法であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、体格や血清脂質が小学生から20歳までトラッキング現象があることが明らかになった。これは、小児期から生活習慣病予防健診などによる予防対策の有用性の根拠となる結果である。また、若年成人に対する郵送健診が、実施可能であった。若年成人は、健診会場で参加することが少ないため、郵送健診は有用であった。新たに新型コロナ感染症の蔓延に伴い、人との接触が不要な郵送健診の需要はさらに高まると考えられる。
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