研究課題/領域番号 |
17K01873
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
佐藤 耕平 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (00409278)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | EMS / 内頸動脈血流 / 椎骨動脈血流 / 脳血流 / 代謝 / 電気刺激 / レジスタンスエクササイズ / 脳血流量 / 内頸動脈 / 椎骨動脈 / 脳循環 / 認知機能向上 / 運動トレーニング / 認知機能 / EMS |
研究成果の概要 |
自発運動は,脳血流を亢進させる。このような運動による脳血流の亢進は,脳の血管拡張作用や血流の亢進が脳の認知機能の低下を抑制すると考えられている。しかしながら,アルツハイマー型認知症を発症しやすい糖尿病患者や高齢者には自発運動が困難な者もおり,有効なカウンターメジャーの確立が急務である。近年,骨格筋電気刺激(Electrical muscle stimulation: EMS)が注目されており、自発運動が困難な糖尿病患者の運動療法に利用されつつある。本研究では,EMSは血管拡張作用を伴う脳血流の亢進を認め,その増加のメカニズムを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本申請課題は、EMSと脳血流・脳機能との関連性を明らかにする、これまでにはない研究課題である。この研究により得られた基礎データをもとに,実際に糖尿病患者への応用と介入研究を考えている。自発運動が困難な患者に対する脳機能改善の有効なカウンターメジャーの確立を目指す上で、非常に有用な情報をもたらす可能性が高く、社会的意義も十分備えている。また、糖尿病患者のみならず、自発運動が困難な心疾患、脳梗塞後のリハビリテーション、後期高齢者への応用も十分可能であると考えられる。
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