研究課題/領域番号 |
17K01910
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
|
研究機関 | 共立女子大学 |
研究代表者 |
白川 佳子 共立女子大学, 家政学部, 教授 (20259716)
|
研究分担者 |
無藤 隆 白梅学園大学, 子ども学研究科, 名誉教授 (40111562)
境 愛一郎 共立女子大学, 家政学部, 准教授 (70781326)
原 孝成 目白大学, 人間学部, 教授 (10290636)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 保育者研修 / 保育 / コミュニケーション・スキル / 保育の質 / 保育者 / 保育者養成校 / コミュニケーション能力 / 保育の評価 / コミュニケーション / SSTEW / 問題解決場面 / 共有された思考 / 研修の効果 / 幼児教育の質 / 語彙力の発達 / 教育系心理学 |
研究成果の概要 |
保育現場において実際の保育場面の観察と仮想場面における保育者の子どもへの関わり調査を実施した。また、研修あり群にはコミュニケーション・スキルに関する保育者研修を実施した。その結果、実際の保育場面の観察では、研修あり群において、保育者研修の事後調査で保育の質の評価得点が上昇した。このことから、コミュニケーション・スキルに関する保育者研修の効果が示唆された。仮想場面のかかわり課題では、保育経験年数が長くなると、かかわりの種類が多くなる傾向が見られた。このことから、経験年数が長くなると子どもへのかかわり方のバリエーションが増えることが示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子どもの言語やコミュニケーションを支えて広げることは、保育者の役割の中で非常に重要なものである。本研究では、「保育プロセスの質」評価スケールを参考にしながら、保育者が、「子ども同士の会話を支えること」、「子どもが他者の言葉を聞くように支えること」などの視点から、保育現場での保育者の子どもへの関わりを観察するとともに、仮想場面での調査を実施した。本研究の結果から、保育者対象の研修を実施することによって、保育者の子どもへのコミュニケーション・スキルを向上させることが示唆された。これらのことから、保育者対象の研修プログラムの効果を明らかにした点が、本研究の社会的意義であると言える。
|