研究課題
基盤研究(C)
生体の機能は、リガンドが受容体に特異的に結合することで引き起こされる。受容体特異的な分子プローブの開発は、受容体の機能を明らかにするだけに留まらず、疾患の原因解明や創薬に直結する。本研究課題では、著者らが所有する基底膜タンパク質「ラミニン」のアミノ酸配列を網羅する合成ペプチドライブラリー(ラミニンペプチドライブラリー)のスクリーニングによって見出された機能性ペプチドの構造と生物活性の関連を明らかにし、さらに修飾することで受容体特異的な分子プローブの開発を行った。
著者らは、ラミニンペプチドライブラリーから見出された機能性ペプチドをリポソームに結合させてDDSへの応用、高分子多糖に結合させて組織工学などへの応用を既に報告しており、その有用性が証明されている。本研究課題の成果は、疾患の原因解明に役立つ分子プローブを提供できたり、医薬品の候補化合物を提案できたりするだけでなく、ES細胞やiPS細胞の機能維持機構の解明、さらには安定した培養条件の確立などにも応用でき、再生医療にも応用できるものと期待される。
すべて 2020 2019 2018 2017 その他
すべて 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 3件、 査読あり 7件、 オープンアクセス 6件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 6件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件)
J Pharm Biomed Anal.
巻: 183 ページ: 113168-113168
10.1016/j.jpba.2020.113168
SHOCK
巻: - 号: 1 ページ: 1-1
10.1097/shk.0000000000001477
Journal of Peptide Science
巻: 25 号: 12 ページ: 1-9
10.1002/psc.3218
Scientific Reports
巻: 9 号: 1 ページ: 1-12
10.1038/s41598-019-49669-x
120006728095
Biopharmaceutics & Drug Disposition
巻: 40 号: 7 ページ: 250-261
10.1002/bdd.2198
Journal of Biomaterials Applications
巻: 33 号: 7 ページ: 893-902
10.1177/0885328218823457
Sci Rep
巻: 8 ページ: 6612-6612
Biol Pharm Bull
巻: 41 ページ: 1107-1111
130007387202
巻: 印刷中 号: 7-8 ページ: 666-673
10.1002/psc.2987
http://www.ps.toyaku.ac.jp/yakokaiseki/