研究課題/領域番号 |
17K02053
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 大阪大谷大学 |
研究代表者 |
岡島 克樹 大阪大谷大学, 人間社会学部, 教授 (80388397)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | カンボジア / 地方行政 / 住民参加 / 国際協力 / アカウンタビリティ / 民主化 / 地方分権 / 国際貢献 / ガバナンス |
研究成果の概要 |
本研究は,2000年代後半以降,カンボジアで進められている地方行政改革をテーマとし,地方行政の業務や財政上の変化について,文献調査や聞き取りをつうじて得られた情報を整理・分析することで,既存研究のギャップをうめることを意図したものである。結果,本研究は,とくに子どもや女性のウェルビーングに大きな影響を及ぼす「女性と子どものためのコミューン委員会」(略称はCCWC)に着目し,その構成や機能の確認に加え,課題を探求した。殊に課題については,関連する政府政策の更新,CCWCメンバーのKAP調査,CCWCと子どもクラブ等,地域のアソシエーションの組織化との関係調査をめぐるものであると特定した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は,以下の学術的意義および社会的意義の2つがある。第一に,学術的な意義としては,本研究のテーマ自体が,現在,日本ではほとんど探求されていないものであり,関連する日本語文献は筆者がこれまで行なってきた研究の成果を記した文献以外にはほとんど存在しないなか,本研究は既存研究のリサーチギャップを埋めるものである。第二に,社会的な意義としては,カンボジアにはその歴史的経緯から日本の政府機関や数多くのNGOがカンボジアの地方部でも活動しており,地方行政体とも関係しながら事業形成・実施がなされている。本研究はこうした組織に対して実践上,求められる情報(の一部)を提供するものである。
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