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オスマン碑文詩の研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K02657
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 文学一般
研究機関東京外国語大学

研究代表者

林 佳世子  東京外国語大学, その他部局等, 学長 (30208615)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードオスマン帝国 / 歴史史料 / 碑文 / オスマン朝 / オスマン詩
研究成果の概要

本研究では(1)「オスマン碑文データベース」の拡張と(2)そこに含まれる碑文詩を活用した研究を実施した。
(1)「オスマン碑文データベース」の拡張では、現地調査済みの碑文に加え、文献調査により、バルカンやアラブ地域に残る碑文に関するデータを加え、7627碑文のデータベースを構築した。各データは、碑文のある建造物に関するデータ(建設者、建設年、位置情報など)と碑文のテキストに関するデータ(種類、言語、テキスト、作者など)からなり、今後の研究の基礎となる。このうち388碑文のデータを新たに公開し、公開総数は1948となった。(2)ではイスタンブルやカイロに関し、碑文資料を用いた歴史研究を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、バルカン、アナトリア、アラブ世界の各地に残るオスマン碑文を収集し、その情報を整理することを目的とする。オスマン帝国下にあった地域は、その後、民族主義的な各国政府のもとの置かれ、オスマン帝国の遺産は、多くの場合、等閑視されたきた。しかし、この地の未来の平和のためには、共通の歴史認識の涵養が不可欠である。本研究は旧オスマン帝国領の各地に残るオスマン碑文の内容を明らかにするものであるが、その情報をインターネットを通じて公開することを通じ、学術研究成果を社会に還元することを意図している。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2018

すべて 雑誌論文 (2件) (うちオープンアクセス 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] Ayasofya Vakfi'nda Bir Yil: 16672019

    • 著者名/発表者名
      Kayoko Hayashi
    • 雑誌名

      Jounal of Turkish Studies (Harvard University)

      巻: 51 ページ: 343-362

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] イスタンブル・聖ソフィアでの祈り2018

    • 著者名/発表者名
      林佳世子
    • 雑誌名

      アンジャリ

      巻: 35 ページ: 4-7

    • NAID

      40021622176

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [図書] 鄂圖曼帝國五百年的和平:跳脱土耳其視角的非伊斯蘭帝國2019

    • 著者名/発表者名
      林佳世子
    • 総ページ数
      431
    • 出版者
      八旗文化
    • ISBN
      9789578654662
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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