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日本語教師のための協働的内省ツールの開発:個人と組織の相乗的発展を目指して

研究課題

研究課題/領域番号 17K02869
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 日本語教育
研究機関山梨学院大学 (2019)
帝京大学 (2018)
早稲田大学 (2017)

研究代表者

トンプソン 美恵子 (平野美恵子)  山梨学院大学, 経営学部, 特任准教授 (20401606)

研究分担者 金 孝卿  早稲田大学, 日本語教育研究センター, 准教授(任期付) (30467063)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワードティーチングポートフォリオ / KPT / 協働的内省 / 対話型教師研修 / 継続的な内省 / 研修講師育成 / ティーチング・ポートフォリオ / 教育理念 / 教師の変容 / 内省の可視化 / 内省の構造化 / ワークショップ / ワークショップ担い手の育成 / 教師個人のふり返り / チームティーチングのふり返り / 日本語教育 / 教師教育 / 内省 / 協働
研究成果の概要

本科研は教師研修のためのワークショップを実施、ならびにその担い手を育成する場を設けた。そして、これらの実践を記述することで、ワークショップならびに内省ツールの改善を図った。具体的には、以下の通りである。
第一に、独自のTPチャート作成ワークショップを開発し、日本語非母語話者教師を含めた日本語教師間の情報基盤を形成する継続的な内省の場の試案を提示した。第二に、チーム・ティーチングに従事する教師が共に改善を図る協働的内省のために、KPTチャート作成ワークショップを開発した。第三に、海外の日本語教師を現地の教師研修の担い手に育成する方向性を提示した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

国内外で日本語教育に関わる教師が活用可能なTPチャート作成ワークショップのパッケージに加え、これまで体系化されてこなかったチームティーチングのための協働的内省ツールおよびワークショップのパッケージを提供できる。また、ティーチングに対する内省の手がかりとなる継続的な内省の様相を具体的な事例で提示することができる。特に、これらは研修等のリソースが豊富とは言えない海外の日本語教育に従事する日本語教師(日本語非母語話者を含む)が、同僚と共に自ら実践を改善するために有用である。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (11件)

すべて 2020 2019 2018 2017

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 3件、 招待講演 1件)

  • [雑誌論文] 日本語教育副専攻科目における日本語学習アドバイザー育成-受講生の認識に見る可能性と課題-2019

    • 著者名/発表者名
      トンプソン美恵子・木下直子・尹智鉉・寅丸真澄・毛利貴美
    • 雑誌名

      日本語教育

      巻: 174 ページ: 16-29

    • NAID

      40022122625

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 日本語学習アドバイザーの育成に向けた実践的アプローチの効果の検討-自律的な学習者を支える質問力を中心に-2018

    • 著者名/発表者名
      木下直子・トンプソン美恵子・毛利貴美・尹智鉉
    • 雑誌名

      早稲田日本語教育実践研究

      巻: (6) ページ: 77-86

    • NAID

      120006464284

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 元留学生社会人交流会「サロン・デ・ゼクスパット」におけるケース学習の実践―企業と大学の協働による学びの場の構築に向けて-2018

    • 著者名/発表者名
      金孝卿
    • 雑誌名

      多文化社会と留学背交流

      巻: (22) ページ: 57-65

    • NAID

      120006416497

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] ティーチング・ポートフォリオによる日本語教師の内省の縦断的分析2020

    • 著者名/発表者名
      トンプソン美恵子・高橋美紀・マノバン=アモンラット
    • 学会等名
      タイ国日本語教育研究会(AJLET)第32回年次セミナー
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] チームティーチングにおける協働的内省ワークショップの試み-タイ初中等教育の事例から-2019

    • 著者名/発表者名
      トンプソン美恵子
    • 学会等名
      韓国日語教育学会・協働実践研究会共同開催 2019年度第36回冬季国際学術大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 「チーム・ティーチングに対する協働的内省の様相-タイ初中等教育における日本語教育実習生の事例から-」2018

    • 著者名/発表者名
      トンプソン美恵子・高橋美紀・マノバン=アモンラット
    • 学会等名
      日本語教育国際研究大会2018
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 教育の質を向上させるための内省ツールの開発 -自らの教育実践と研究活動のふり返りを通して-2018

    • 著者名/発表者名
      トンプソン美恵子・毛利貴美・伊藤奈津美・ 舘岡洋子
    • 学会等名
      早稲田大学日本語教育学会2018春季大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] チームティーチングをふり返るKPTワークショップの試み -ワークショップ運営教員による内省-2017

    • 著者名/発表者名
      トンプソン美恵子・高橋美紀・マノバン=アモンラット
    • 学会等名
      第13回協働実践研究会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 対話型教師研修におけるティーチング・ポトフォリオの可能性2017

    • 著者名/発表者名
      金孝卿・トンプソン美恵子・羅曉勤・張瑜珊
    • 学会等名
      2017年度日本語文国際学術シンポジウム・台湾日本語文学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] ティーチング・ポートフォリオの枠組みを媒介にした対話型教師研修の実践2017

    • 著者名/発表者名
      金孝卿・トンプソン美恵子
    • 学会等名
      第13回協働実践研究会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 自分のあり方を語ることばの資源をつくるー日本語を学ぶこと・その学びを支援することの意義ー2017

    • 著者名/発表者名
      金孝卿
    • 学会等名
      第13回協働実践研究会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 招待講演

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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