研究課題/領域番号 |
17K02986
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
廣森 友人 明治大学, 国際日本学部, 専任教授 (30448378)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 第二言語習得 / 自律学習 / 動機づけ / 学習方略 / 学習内容 / 個人差 |
研究成果の概要 |
英語教育の大きな目的の1つは,「自律した学習者」の育成である。しかし,どのように学習者の自律を測定・評価するかについては,実証的な検討が必ずしも十分ではない。本研究の目的は,学習者が自律的に英語学習に取り組み,成果を上げるメカニズムを理論実証的に解明することである。具体的には,(1)3つの異なる観点から自律した学習者を測定・評価する「自律性診断基準尺度」の開発とその妥当性を検証し,(2)実際に教育介入を伴う調査等を通じて,自律的に英語学習に取り組み成果を上げる学習者をいくつかの観点から統合的に捉え,学習者の特性に基づいた新たな学習支援のあり方について検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究の結果,学習者の自律性が発達・変化するプロセスにはいくつかのパターンがあること,別の言い方をすれば,学習者の自律性を高めるためのフィードバックの効果には個人差があること,さらに自律性が変化・発達するには学習内容に対する認識が重要な役割を果たしていることが明らかとなった。学習内容に着目した研究・実践を行うことにより,実際の学習や指導に対して,これまで以上に具体的な示唆やアドバイスが可能になるものと期待される。
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