研究課題/領域番号 |
17K03022
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 聖心女子大学 |
研究代表者 |
杉本 淳子 聖心女子大学, 現代教養学部, 准教授 (70407617)
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研究分担者 |
内田 洋子 東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (50313383)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 音声指導 / 明瞭度 / 英語教員のための音声学 / 国際共通語としての英語 / 発音のモデル / 発音の到達目標 / 母音 / 発音指導 / 教職音声学 / 英語音声学 / 超分節的要素 / 発音に対する自信 / 分節音 |
研究成果の概要 |
本研究では、まず日本語を母語とする教員が身につけるべき英語発音に関する調査と実験を実施した。その結果、教員自身が自らの発音に対して自信を持つことが音声指導への前向きな態度につながり、早い段階から明瞭度の高い多様な英語アクセントに触れる機会を持つことが必要であるとわかった。調査・実験結果や文献研究などをもとに、「音声に関する知識」、「音声指導に関する知識」、「実践(発音・聞き取り)」の3要素を含めた、英語教職志望者を対象とする音声指導のプログラムを作成した。この中では、扱うべき音声項目(母音・子音・リズム・イントネーションなど)について具体的な優先度を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義としては、これまであまり扱われてこなかった英語教員の発音を対象とした調査・実験を実施したこと、そして音声指導プログラムを作成し、この中で分節音(母音・子音)と超分節的要素(強勢・リズム・イントネーション)の両方について具体的な指導の優先度を提案した点などがある。また社会的意義としては、提案内容は現場での音声指導にすぐに応用できる内容であり、研究成果を英語音声指導に関する書籍の形で出版できたことがあげられる。
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