研究課題/領域番号 |
17K03026
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
|
研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
中谷 安男 法政大学, 経済学部, 教授 (90290626)
|
研究分担者 |
藤井 章博 法政大学, 理工学部, 教授 (40241591)
STROUD ROBERT 法政大学, 経済学部, 准教授 (50789047)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | CEFR / ビジネスライティング / コミュニケーション・ストラテジー / ビジネスライティング・ストラテジー調査用紙 / 因子分析 / 質的分析 / ビジネス文書 / ビジネスライティングストラテジー / ストラテジー調査用紙 / 英語ビジネスライティングストラテジー / コーパス分析 / 質問紙調査 / データの因子分析 / 英文ビジネス文書 / ビジネス・ライティング・ストラテジー調査 / 自由記述による質的調査 / 英語 / 言語学 / 経営学 |
研究成果の概要 |
日本人上位レベルに対応するビジネス・ライティング・ストラテジー(BWS)使用の質的・量的検証を実施した。まず国際ビジネスで活躍する被験者に質的インタビュー調査を行いBWS の調査を行った。次に英語ビジネスドキュメントのコーパスデータを作成し,効果的なWS の種類や頻度を抽出した。これらの結果導き出されたBWS を予備質問項目として作成しリカートタイプの質問紙を作った。まず160人の被験者に試行し因子分析を行い,他の項目と整合性の低い項目を削除した。この結果得た32の質問項目を整備し国際ビジネスで活躍する被験者160名に調査を行い,最終的に因子分析で信頼性及び妥当性の高い調査用紙を完成させた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,既存では確立されていない上位Cレベルの書く能力の重要項目であるWS を,質的と量的なアプローチで明確にした。実際に業務に携わる者へのインタビューや,ビジネス文書の詳細な分析を通して,より妥当性のある研究となった。また,一定規模の被験者に対する統計手法の因子分析の導入により,信頼性のある実証分析が可能となった。このような検証に基づくWS 使用を正確に把握できる調査用紙の構築は,ライティング学習の診断や目標設定として,大学だけでなく,実社会など様々な教育場面において活用が可能であり,該当分野における研究意義は大きいと考える。
|