研究課題/領域番号 |
17K03029
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 新潟県立大学 (2018-2023) 新潟医療福祉大学 (2017) |
研究代表者 |
峯島 道夫 新潟県立大学, 国際地域学部, 教授 (10512981)
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研究分担者 |
今井 理恵 新潟医療福祉大学, 社会福祉学部, 講師 (40766987)
茅野 潤一郎 新潟県立大学, 国際地域学部, 教授 (50413753)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 批判的思考 / クリティカルシンキング / 評価発問 / 批判的な読み / クリティカルリーディング / 批判的思考力テスト / 批判的思考力 / 評価 / 測定 / 英語教育 / テスト |
研究成果の概要 |
この研究は、学校の英語教育においてその重要性が未だ十分に認識されていない批判的思考(クリティカルシンキング)をいかにして授業に導入できるかを問題意識として始められた。それを実現するための方策の一つとして、学習者の批判的思考力を簡便に測れるテストがあれば、指導者も学習者も批判的思考に馴染みが持てるようになり、結果として授業における指導に結びつくのではないかと考えた。最終的に、学習者の批判的思考力を評価するための規準と具体的なテスト題材を開発するに至ったが、客観的な妥当性や信頼性の検証にまでは残念ながら至らなかったことが反省点である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果の学術的成果の1つとしては、現在批判的思考テストとして一般に流布している久原ら(1983)のテストは、批判的思考力のテストと称してるものの、その元版であるWatson-Glaser Critical Thinking Appraisalの5つの構成要素のうちの「推論」のみに特化したテストであること、さらに、批判的思考力は能力と態度から成るとされるが、この態度を測るようなテストは恐らくこれまでないことを調査で明らかにしたことが挙げられる。社会的意義としては、批判的思考力に焦点化した英語リーディング教材と学習者の批判的思考力の有無が明示されるような評価発問を開発したことが挙げられる。
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