| 研究課題/領域番号 |
17K03033
|
|---|
| 研究種目 |
基盤研究(C)
|
| 配分区分 | 基金 |
|---|
| 応募区分 | 一般 |
|---|
| 研究分野 |
外国語教育
|
|---|
| 研究機関 | 岐阜医療科学大学 (2019)
名城大学 (2017-2018) |
|---|
研究代表者 |
中山 麻美 岐阜医療科学大学, 保健科学部, 講師 (00708125)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
| 研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
| 配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
|---|
| キーワード | 動機づけ / 短期留学 / 音声コーパス / 言語学習の動機づけ / インタビュー / 言語学習の動機付け / 外国語教育制度 / 言語政策 |
|---|
| 研究成果の概要 |
短期留学に参加した日本人大学生の言語学習に対する動機づけの変化を長期的に研究しています。研究手法としてアンケートとインタビューを参加者に行った結果、留学前と留学帰国後直後では、英語に対する「不安」の減少が顕著にみられました。しかし、留学帰国後１年後においては、英語学習を中断している学生が多数存在しました。その反面、同じグループの参加者の中には言語学習を継続している学生もいました。違いは何故生じたのかを調べるためにインタビューを行った結果、言語学習を継続している学生は英語を使用して将来どうなりたいかを具体的にイメージしていることが分かりました。今後もこの結果を教育現場に還元したいと考えています。
|
| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は長期留学参加者が減少する一方、短期留学参加者が増加している社会的背景をうけて、短期留学でも長期間学習意欲が継続する方法はないかを探ることを目的としている。アンケートでは言語学習意欲について参加者全体の変化の傾向をつかみ、インタビューではその変化がなぜ起こったのかを個別に調査した。特にインタビューでは、分析手法に話者の沈黙などの非言語情報を加え、客観的に心理的な変化を探ることを試みた。インタビューデータが膨大であるため、全てのデータを解析するにはまだ時間を要する。今後も研究を続け、言語学習における動機づけの持続・減少のメカニズムの解明に取り組みたいと考えている。
|
