研究課題/領域番号 |
17K03038
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
松村 省一 龍谷大学, 国際学部, 教授 (90331131)
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研究分担者 |
脇田 博文 龍谷大学, 国際学部, 教授 (40352934)
チヤプル ジユリアン 龍谷大学, 国際学部, 教授 (60411279)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 小学校 / 外国語活動 / 語用論的能力 / 小学校外国語活動 / コミュニケーション活動 / 教員養成 / 第2言語習得 |
研究成果の概要 |
日本の英語教育は、外国語活動が小学校のカリキュラムに2011年に導入されて以降、転換期にあると言える。しかしながら、外国語活動において「意味のあるコミュニケーション活動が必ずしもできていない」という教員の声も多い。本研究では、外国語活動を担当している現職教員の協力を得て、イントネーションなどの音声情報で表される「語用論的な意味」を重視したコミュニケーション活動の指導例や教材を開発し、併せて現場で実践することで児童への教育効果を検証した。また、その結果をもとに、小学校でのコミュニケーション能力育成に貢献できる教員の養成・採用・研修のあり方について考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、英語を教えることを必ずしも専門としない小学校外国語活動担当教員が、音声情報で表される語用論的意味に意識を向け、教室内であっても自然に「英語を使う」という意識に覚醒し、音に敏感な時期にある児童にも意識を向けさせる授業を実践できるようになるための具体的方策(指導例や教材)を考案した点にある。したがって、本研究は、教員の指導力強化プロセス・システムの構築に寄与するものであり、2020年からの英語教育の深化と拡充の基盤作りとして重要である。
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