研究課題/領域番号 |
17K03221
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 帝塚山大学 |
研究代表者 |
清水 昭博 帝塚山大学, 文学部, 教授 (20250384)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 飛鳥時代 / 寺院 / 尼寺 / 僧寺 / 仏教 / 尼 / 僧 / 瓦 / 古代寺院 / 古代瓦 / 歴史考古学 |
研究成果の概要 |
本研究は「日本古代尼寺の考古学的研究」をテーマとする。本研究は飛鳥時代の寺院跡から尼寺の遺跡を抽出することを主な目的として実施した。尼寺を抽出するにあたっては、特に僧寺との関係を重視し、飛鳥・斑鳩、大和の諸地域、畿内その他の国々で、近接する立地にあり、意図的に近距離に建立された「僧寺と尼寺」の関係にあると想定される寺院を中心に尼寺の抽出を試みた。その結果、大和の片岡や山辺、山背、播磨、近江、伯耆の各地域で、新たに尼寺と推定される寺院跡を特定することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は「日本古代尼寺の考古学的研究」をテーマとする。本研究は飛鳥時代の寺院跡から尼寺の遺跡を抽出することを主な目的として実施し、大和の片岡や山辺、山背、播磨、近江、伯耆の各地域で尼寺と推定される寺院跡を特定することができた。本研究によって、これまで古代寺院として一括して取り扱われてきた寺院を僧寺と尼寺に区別することが可能となり、古代の仏教史や地域史、女性史に新しい視点を与えることができたといえる。
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