研究課題/領域番号 |
17K03694
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
宍倉 学 長崎大学, 経済学部, 教授 (40444872)
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研究分担者 |
中村 彰宏 横浜市立大学, 国際マネジメント研究科, 教授 (00368581)
春日 教測 甲南大学, 経済学部, 教授 (50363461)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | メディア / 二面市場 / シャドウコスト / 広告効果 / 広告 / 有料 / コンテンツ / 情報財 / 経済政策 |
研究成果の概要 |
メディアの収益構成は、広告主からみた広告効果と広告に対する利用者の効用の双方から影響を受ける。本研究では、メディアの収益構成や利用者料金が、広告効果と利用者によって負担されるシャドウコストから、如何なる影響を受けるのかを、モデル分析を通じて明らかにした。また、メディア利用の際に、利用者が負担しているシャドウコストの規模や、その影響要因を、実証分析を通じて明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、メディアの市場特性が明らかになったことで、産業政策や競争政策といった点からもメディア政策や制度を検討するためのフレームワークを提供することができた。また学術的には、メディアを、情報財消費がもたらす外部便益(広告効果)と外部費用(広告への不効用)を内部化するプラットフォームとして定式化したことにより、テレビなどの従来型メディアだけでなく、検索エンジンやSNS、インターネット・ポータルサイトといったプラットフォーム・サービスの市場構造を捕捉するための基本モデルを提示することができた。
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