研究課題/領域番号 |
17K03873
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 中京大学 (2020-2021) 滋賀大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
弘中 史子 中京大学, 総合政策学部, 教授 (10293812)
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研究分担者 |
寺澤 朝子 中部大学, 経営情報学部, 教授 (40273247)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 中小企業 / 内なる国際化 / 複数国進出 / 製造業 / 海外生産 / 国際化 / 国際競争力 |
研究成果の概要 |
本研究では,機械・金属産業でサプライヤーとして活躍する中小製造業を対象に,その国際競争力向上を,内なる国際化と複数国進出という2つの側面から探った。 内なる国際化については,①国内拠点における日本人従業員の国際化,②国内拠点における外国人従業員雇用,③外国人従業員雇用による内なる国際化から海外進出への発展という段階に分けて明らかにした。 複数国進出については,現地での円滑な経営と人材育成が必要であることから日本人駐在管理者のメタ認知獲得によるフレームワークを構築することに加え,海外拠点における販売国際化のプロセスモデルを提示し,中小企業の複数国進出を促す要因を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は内なる国際化に着目し,海外拠点だけでなく国内拠点においても国際化を進める必要があることを指摘し,まだ本格的な海外進出を行っていない中小企業に資する学術的示唆を導き出した。 また,中小企業が派遣する日本人駐在管理者のメタ認知獲得に基づく円滑な生産業務の実現に加えて,国際的な販路拡大に注力する重要性を示し,進出先のローカル企業のみならず欧米企業を取引先とすることで,中小企業の技術力をさらに向上させられることを明らかにした。
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