研究課題/領域番号 |
17K03883
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 京都情報大学院大学 (2019-2020) 宮城大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
藤原 正樹 京都情報大学院大学, その他の研究科, 教授 (50553856)
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研究分担者 |
有馬 昌宏 兵庫県立大学, 応用情報科学研究科, 名誉教授 (00151184)
高力 美由紀 新潟食料農業大学, 食料産業学科, 教授 (60553857)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 東日本大震災復興支援 / ビジネス・プラットフォーム / エクイティ文化 / 中小企業 / BtoBtoC型取引所 / 東北復興支援 / プラットフォーム / 震災復興 / eビジネス |
研究成果の概要 |
東日本大震災から10年が過ぎた被災地中小企業の復興に向けた一番の課題は、新たな顧客基盤の構築を含む販路の開拓である。首都圏など大消費地の企業と被災地の企業が継続的に取引を行うビジネス・プラットフォームの構築が必要となる。その設立と運営における課題と対応策の検討を行った。 被災地企業の復興に向けた志(こころざし)をもとにした取引企業間の信頼関係や企業と消費者との間の絆がどのように構築され、強化されていくかについて定量的な評価を行った。社会関係資本の一形態であるエクイティ文化がバーチャル空間であるビジネス・プラットフォームでの事業者とその志を支援する生活者の間でどのように作用するかを分析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、被災地中小企業の新規販路開拓をテーマとしている。インターネットを活用した新事業モデルに関する研究である。本研究においては、被災地事業者の志(こころざし)の共有を事業化の重要成功要因と位置づけている。 被災地中小企業の復興のために、被災地と消費地の企業とを直接的にプラットフォームを介して結びつけて新たな取引先との販路開拓を行おうとする試み、さらに消費者の思いによって動かされた消費地の企業と消費者からの共感で支えられる被災地の企業とをプラットフォームを介して結び付けようという試みは、本研究の独創的な点であり、志(こころざし)をエクイティの観点から捉える初めての試みでもある。
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