研究課題/領域番号 |
17K03980
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
善本 哲夫 立命館大学, 経営学部, 教授 (40396825)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | i-Construction / プロセス革新 / 建設DX / リーンコンストラクション / デジタル技術実装 / 生産性向上 / 建設プロセス革新 / DX / 建設生産システム / 自律分散制御 / 生産システム高度化 / 情報化施工 / デジタルものづくり / オープンイノベーション / i-Constraction |
研究成果の概要 |
デジタル技術実装によって生産性向上を目指す日本建設業の建設プロセス革新や働き方改革の実態を調査し,現状の課題発見と建設業固有の生産システムにおける強みを洗い出すことができた。他方で,デジタル技術実装が先行するあまり,カイゼン思想にみる全体最適からのパフォーマンス向上の視点が欠けているケースも散見された。デジタル技術の活用とリーンプロダクション/マネジメント発想の両面から建設生産システムを高度化させる視点とその実践シナリオおよび課題と制約条件を明らかにしたことが,本研究の成果である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
深刻な労働力不足に悩む日本建設業において,生産性向上および働き方改革を実現するデジタル技術活用とカイゼン思想・リーンマネジメント発想の両面戦略の方向性を示し,特に地方圏の社会インフラ整備・更新,自然災害復旧・復興および防災の基軸となる地場中小建設業者のプロセス革新に寄与することは,まちづくりや地域活性化等に波及効果を見込めるものであり,社会的意義は大きいと考えている。また,これまで建設プロセスの全体最適ではなく,各作業や施工方法の効率化にみる部分最適からの脱却するシナリオを描いたことが学術的意義である。
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