研究課題/領域番号 |
17K03983
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
筒井 万理子 近畿大学, 経営学部, 准教授 (40388492)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | イノベーションの普及 / 実践共同体 / イノベーションの採用者 / ユーザー・ネットワーク / ユーザー・コミュニティ / 医薬品 / 医療業界 / 製品価値 / パーソナル・ネットワーク / 採用者 / 新製品 |
研究成果の概要 |
イノベーションが普及の過程において、イノベーションの採用者がその普及を促進させるための重要な役割を担っていることは確認されている(Rogers. 2003)。本研究では、医療業界において新製品が現れた際に採用者が既存製品と新製品製品に対してどのような意味づけを行っているのかを明らかにするために、論文データの分析を行った。テキスト・マイニングとネットワーク分析の結果、採用者の知識の母体である実践共同体が知的分業することで迅速に製品価値を形成していることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、医療業界において新製品が普及する過程で採用者が新製品と既存製品の意味づけを行う過程を詳細に検討したことである。オピニオンリーダーやインフルエンサーと呼ばれるような一部の人々だけでなく、多数の採用者がイノベーションの普及過程において重要な役割を果たしていることが示された。
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