研究課題/領域番号 |
17K04012
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
原 頼利 明治大学, 商学部, 専任教授 (30366900)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 企業間関係性 / 企業間適応 / コーディネーション統合 / 資源コンフィギュレーション / 流通チャネル / 企業間関係 / コーディネーション / 関係性 |
研究成果の概要 |
本研究では、企業間適応の次元として、企業間のコーディネーション問題と企業間の資源コンフィギュレーション問題に焦点を当て、それぞれについて実証分析を行った。まず、企業間におけるコーディネーション統合のパフォーマンス効果に関する実証分析を行い、コーディネーション統合の正のパフォーマンス効果、その環境不確実性の抑制効果や製品差別性との交互効果を確認した。次に、企業間の資源コンフィギュレーションに関して、知識資源であるマーケティング能力と活用能力の正のパフォーマンスへ効果、それらの環境不確実性の抑制効果や関係特殊的資源との交互効果について確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
企業間コーディネションに関する実証研究はサプライチェーン・マネジメント研究において行われてきたが、そのパフォーマンス効果に関する研究の数は十分ではなく、また既存研究において一貫した結果を得られてきた訳ではない。また、企業「内」の資源コンフィギュレーションに関する研究は多く行われてきたが、企業「間」におけるものについての実証研究はあまりないと言える。そういった意味で、それらの問題を統合的に扱う本研究の学術的意義は大きいと言える。また、本研究の分析結果は、メーカーのマーケティング・チャネル戦略の立案に資するいくつかの示唆をもつ。
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