研究課題/領域番号 |
17K04055
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
中村 正伸 香川大学, 地域マネジメント研究科, 教授 (70757723)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 製品開発 / プログラム / プロジェクト / アジャイル / マネジメント・コントロール / マネジメント・コントロール・パッケージ / 予算管理 / 業績管理 / 業績管理システム / 調整機能 / ITプロジェクト / マネジメント・コントロール・システム / 組織間関係 / 経営理念 / 顧客志向 / 信頼 / 組織学習 / 非財務情報 / 対話型・診断型コントロール・システム / 理念・事業境界システム / 知の探索と活用 / イノベーション / 会計学 |
研究成果の概要 |
製品戦略・製品開発戦略に基づく中長期計画の中に個別製品を位置付けたイノベーション創出が求められる中、中長期的な計画としてプログラム(以下PG)、個別製品開発としてプロジェクト(以下PJ)を位置付け、予算管理中心にMCSのモデル構築を目的に本研究を行った。 結果、経営学でアジャイル概念が着目される中、個別PJを長期的なPJ群(PGに相当)の開発計画の中に位置づけた予算管理により、柔軟で俊敏な調整が促され、計画達成に加え、新規PJや計画変更の提案を現場に動機づけ、加えて、MCSの議論として、MCPがアジャイルなPG/PJ運営促進に貢献する可能性が高いことが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
製品戦略・製品開発戦略に基づく中長期的な計画の中に個別製品を位置付けてのイノベーションが求められる中、予算管理を中心とするマネジメント・コントロールの役割は不明確であった。しかし、中長期的な開発計画としてプログラム(以下PG)、個別製品開発としてプロジェクト(以下PJ)を位置付け、予算管理を中心とするマネジメント・コントロールが、経営学分野でアジャイル概念が着目される中、柔軟で俊敏な調整を促し、計画達成や新規PJ・計画変更提案を促すこと、マネジメント・コントロール・パッケージが、アジャイルな運営を可能にし、変化やリスクへの対応力を高めることを明らかにした点が本研究の意義である。
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