研究課題/領域番号 |
17K04085
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
坂口 順也 名古屋大学, 経済学研究科, 教授 (10364689)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 組織間 / 組織内 / 相互作用 / 原価管理 / 経験的研究 |
研究成果の概要 |
組織間での原価管理活動は、管理会計領域の主要な研究課題の一つである。しかし、組織内と組織間の原価管理活動の関連性については、十分に検討されていない。そこで本研究課題では、組織内と組織間の原価管理活動の関連性について経験的に検討してきた。 検討の結果、本研究課題では、次の三つを明らかにすることができた。第一は、網羅的な文献調査を基礎とした組織内と組織間の原価管理活動の関連性の提示である。第二は、日本企業を対象とした両者の関連性に関わる経験的証拠の提供である。最後は、本研究課題に関連する幅広い知見の提供である。これらの成果は、今後、類似する研究や関連する実務の発展に貢献すると判断する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題では、包括的な文献調査をふまえて、組織内と組織間の原価管理活動の関連性について経験的に検討してきた。加えて、日本企業のデータを利用して、本研究課題に関連する知見を提供してきた。 そのため、本研究課題の成果は、組織間マネジメント・コントロールを中心とする国内外の管理会計領域の研究、さらに、組織間関係に注目する隣接領域(戦略論、生産管理論、マーケティング論など)の研究の進展に貢献する。また、取引関係やサプライチェーンの構築と運用に取り組む企業実務に対しても、今後の実務の指針となりうる証拠を提供する点で有意義であると判断する。
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