研究課題/領域番号 |
17K04142
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 三重県立看護大学 |
研究代表者 |
浦野 茂 三重県立看護大学, 看護学部, 教授 (80347830)
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研究分担者 |
船越 明子 兵庫県立大学, 看護学部, 准教授 (20516041)
土田 幸子 鈴鹿医療科学大学, 看護学部, 准教授 (90362342)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 精神障害 / エスノメソドロジー / 語り / 相互行為 / 当事者研究 / 地域精神医療 / 支援実践 / ひきこもり / ピアサポート / 当事者 / 家族 / 社会関係 / 概念分析 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、精神障害者に対する支援実践における知識の社会的組織化をめぐる問題とそれに対応するための技法を明らかにすることである。本研究の成果は次の通りである。第一に、精神保健医療領域における障害当事者の知識をめぐる課題を、病識欠如の概念を中心として整理した。第二に、実際の支援場面の分析を通じ、障害当事者の知識をめぐる課題に対して支援者たちの採用している支援技法を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、精神障害者に対して行われている支援実践を知識の社会的組織化という観点からの解明を試みた。とりわけ障害当事者のもつ知識をめぐる倫理的課題を取りあげ、第一に、この課題が実際の支援の現場においてどのような仕方で現れているのかを具体的に明らかにした。第二に、実際の支援実践の収録データの分析に基づき、この課題に対応するための技法にはどのようなものがあるのかを明らかにした。本研究の学術的意義および社会的意義は以上の二点である。
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