研究課題/領域番号 |
17K04223
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
|
研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
越智 あゆみ 県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 准教授 (60445096)
|
研究分担者 |
松本 すみ子 東京国際大学, 人間社会学部, 教授 (20316673)
齊藤 晋治 健康科学大学, 健康科学部, 教授 (00368804)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 精神保健福祉士 / 資質向上 / キャリアラダー / さくらセット |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、精神保健福祉士がキャリアラダーに沿って着実に資質向上を図ることができるように、①現行の資質向上支援を評価した上で、②求められる資質向上支援の内容と仕組みを根拠にもとづいて提案することであった。 本研究の成果として、「精神保健福祉士のキャリアラダー」と「ワークシート」(通称:さくらセット)が完成した。専門職業人として整えていくべき力量を6つに分類したキャリアラダーを参照しながら、ワークシートに記入する個人ワークと振り返り担当者とのペアワークで資質向上を図るツールを開発できた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
厚生労働省内に設置された「精神保健福祉士の養成の在り方等に関する検討会」は、最終とりまとめで、「精神保健及び精神障害者の福祉を取り巻く環境の変化による業務の内容の変化に適応できる人材を養成する観点から、おおむね共通して求められる標準的な能力等を整理したキャリアラダーが必要」と指摘した。本研究では、調査研究に基づき、「精神保健福祉士のキャリアラダー」を活用して資質向上を図るツールを開発した。これは社会的要請に応える研究成果であり、学術的にも社会的にも意義は大きい。
|