研究課題/領域番号 |
17K04429
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
小川 成 名古屋市立大学, 大学院人間文化研究科, 教授 (90571688)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 認知行動療法 / 慢性疼痛 / 治療効果予測因子 |
研究成果の概要 |
本研究では慢性疼痛の認知行動療法施行後の疼痛の重症度の改善について、治療前における予測因子として①人格特性に関する認知行動療法施行後の疼痛症状変化の予測因子②認知的な側面に関する認知行動療法施行後の疼痛症状変化の予測因子③抑うつ症状や身体化傾向に関する認知行動療法施行後の疼痛症状変化の予測因子を検証することとした。 研究を開始し、マニュアルの整備や他疾患における効果予測因子の研究等の一定の成果を上げることができた。しかし当初の想定ほどの研究参加者が集まらず、コロナウイルス感染症拡大の影響のため附属病院も研究参加者のリクルートに協力できないため、必要なデータの収集が困難となり研究は終了とした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
成果としては、慢性疼痛に対する介入用の認知行動療法マニュアルを確定し、研究体制の整備を行った。これにより臨床実践を進めるとともにコロナ禍が鎮静化したのちの研究の遂行が可能となった。 また、関連する研究として他の疾患に対する認知行動療法の効果予測因子の検証を行い、論文出版および学会発表を行った。これにより、認知行動療法の効果予測に関する一般的な知見を深めることができた。
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