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大学生のCyberslacking行動に対する心理教育的プログラムの検討

研究課題

研究課題/領域番号 17K04469
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 臨床心理学
研究機関金沢工業大学

研究代表者

山上 史野  金沢工業大学, 基礎教育部, 准教授 (70367449)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワードインターネット依存傾向 / ストレス対処方略 / 大学生 / インターネット依存 / 先延ばし傾向 / インターネット使用の問題 / ストレス対処 / 大学適応 / 教育系心理学
研究成果の概要

インターネット依存が多い層として上位にあげられる大学生について,「インターネット使用をなかなか止められずにやるべきこと(課題や仕事など)が遂行できない(Cyberslacking)」ことへの予防策考案を念頭に,インターネット依存尺度と「先延ばし傾向」および「ストレス対処」特に「回避的な」ストレス対処方略等の諸要因との関係について検討した。結果,「問題解決」型ストレス対処とは相関が低い一方,「先延ばし傾向」,「回避優先」型および「情動優先型」ストレス対処方略との高い相関が示された。インターネット依存予防プログラムの実施の際は,ストレス対処方略に関する内容を取り入れることが効果的と考える。

研究成果の学術的意義や社会的意義

大学生はインターネット依存が多い層として上位にあげられている一方で、e-Learningといった学習の電子化が進み学生たちがインターネットの使用を「減ずる」ことが困難な環境にある。本研究の結果から、大学生のストレス対処法の中でも、ストレスから距離を置く「問題回避」方略をとる傾向にある学生は依存になりやすい可能性が考えられた。インターネット依存は引きこもりなどの社会不適応の一因になることから、社会人になる前の最後の教育機関である高等教育で予防することは重要であり、インターネット使用以外のストレス対処方略を増やすという予防に関する具体的な示唆が得られたことに意義があると考える。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020 2019

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 大学生のインターネットの使用とストレス対処行動との関係2020

    • 著者名/発表者名
      山上史野
    • 学会等名
      日本学生相談学会第38回大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 大学生のインターネットの使用と「先延ばし」との関係2019

    • 著者名/発表者名
      山上史野
    • 学会等名
      日本学生相談学会第37回大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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