研究課題/領域番号 |
17K04598
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 奈良工業高等専門学校 (2018-2022) 仙台高等専門学校 (2017) |
研究代表者 |
朴 槿英 奈良工業高等専門学校, 一般教科, 准教授 (90435404)
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研究分担者 |
關 成之 奈良工業高等専門学校, 知能エレクトロニクス工学科, 准教授 (50449378)
伊藤 喜久代 関西外国語大学短期大学部, 英米語学科, 教授 (80646993)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 教育学 / 英語プレゼンテーション / 受業評価 / 多国籍ワークショップ / 音声データ分析 / テクニカル英語コミュニケーション / 理工学系プレゼンテーション / グループディベート / シラバス改善 / 音声データ比較分析 / グローバルイシュー / 多国籍 ワークショップ / 授業評価 |
研究成果の概要 |
本研究では、国際競争力の高いテクニカルリーダーの育成を目指して、英語プレゼンテーション授業のカリキュラムを提案し、その評価法をモデル化した。新カリキュラムでは、プレゼンテーションやディベートスキルの向上、並びに持続可能な社会に向けたグローバルマインドを育成することを目指して、多国籍ワークショップを企画・実施した。尚、評価項目の中で、デリバリーに属する音声データを音声学分析によりビジュアライゼーションすることで、評価の客観性や正確性を向上させることができた。 本研究の成果は、今後のよりダイナミックな英語コミュニケーション教育法および評価法の研究や実践に、大きく貢献するものであると期待できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
英語プレゼンテーション能力に関して個人差があったものの、プレゼンテーション授業に積極的に関わった日本人話者に飛躍的な伸びが見られた。また、話者自身の英語学習に対する意欲の変化、および他の話者への波及効果も大きかったと考えられる。 さらに、英語プレゼンテーション評価項目の中、Presentation Deliveriesをより詳細、かつ客観的に評価する方法として、英語発声から得られた音声データをビジュアル化することで、正確に聞き取り難い典型的な音節について各自の発音の改善を試みながら、その結果を一目瞭然とした。それにより、グローバルな多角的視野に立ち、英語で発信できる学生の育成が期待できる。
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