研究課題/領域番号 |
17K04602
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 駒澤大学 (2022) 秋田大学 (2017-2021) |
研究代表者 |
小池 孝範 駒澤大学, 総合教育研究部, 教授 (80550889)
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研究分担者 |
小松田 儀貞 秋田県立大学, 総合科学教育研究センター, 准教授 (00234881)
清多 英羽 東北学院大学, 文学部, 准教授 (70557800)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 包括型社会 / 公共性 / 学校教育 / シティズンシップ / 社会的包摂 / 共生社会 / 近代市民社会 / キャリア教育 / 生徒指導 / 社会化 / 共生 / 道徳教育 / 社会教育 / ビオトープ / ソーシャルキャピタル / アートプロジェクト / シティズンシップ教育 / キャリア形成 / 社会的排除 / キャリアパス / 特別活動 |
研究成果の概要 |
本研究は包括型社会の実現に向けて、地域コミュニティにおける取り組みと学校との連携・協働のあり方を探ることを目的とした。具体的には、①学校と地域の連携及びシティズンシップ教育、②福祉政策・地域社会におけるシティズンシップの形成と展開、③キャリア形成の視点から地域社会における取り組みについての分析と検討を行った。①では、生徒指導、特別活動、道徳教育を軸として、②では、寺院、医療、ビオトープ、社会福祉協議会等での取り組みをもとに、福祉政策や地域との連携に基づくシティズンシップ教育のあり方について検討した。③では、①②の成果をもとに包括型社会の確立に向けた地域と教育との連携・協働の在り方を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、これまで別個に検討されることが多かった学校教育と地域コミュニティの取り組みを、社会的包摂の視点から検討したことにある。また、研究に当たって、教育学と社会学の研究者が協働して研究を進め、教育と福祉、芸術等を包括的に検討することができた。 その結果、学校教育と社会教育を連続的にとらえることが可能となり、キャリア教育を原義通りの生涯にわたる「キャリア形成につながる教育」としてとらえる視点を提示した点に意義がみとめられる。
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