研究課題/領域番号 |
17K04749
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
相田 隆司 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (20302903)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 教員養成 / 美術科 / 授業理解 / ベテラン教員 / 美術 / 図工 / 課題設定 / 深い学び / 美術教育 / 知識特性 / 学習モデル |
研究成果の概要 |
大学生に、(1)熟練した教師が教育活動を通して実現したいと考えている願いや価値観と、その単元や授業運営に深い関連があることについて気づかせることを通して、より深い授業理解をもたらす可能性について提示できた。そして、(2)コミュニケーションと美術を主題とする単元と研究授業についての考察を通して、より汎用性のある単元モデル成立の要件を確認した。単元を作ったベテラン教員の意識として、1)学習主題への深い理解や解釈、2)学習・活動・探究方法の選択への意識、3)授業構造や学習環境への意識、という3つの意識が指摘できると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
教員養成学部生が能動的な学習創出の能力を高めるためには、(1)まずその授業理解を深めさせることが重要である。図画工作・美術科の単元づくりをめぐっては(2)“日常的な事象が学習主題化されるプロセス”を大学生に(追)体験させながら,ベテラン教員の意識している事項の存在と意味に気づかせていくことが有力な方略として考えられる。
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