研究課題/領域番号 |
17K04944
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
佐藤 紀代子 県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 教授 (20734370)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 聴覚障害 / 人工内耳 / ライフステージ / 支援ニーズ / ライスステージ / 障害認識 / 教育学 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
聴覚障害児者の社会的自立に関わる支援アプローチは長期スパンで対応が求められている。近年、新生児聴覚スクリーニング検査の普及により難聴が早期に診断され、療育が開始されている。そして、聴力が高度である場合には、人工内耳手術が一般的となっている。しかしながら、聴覚障害児の成育過程においては、人工内耳においても様々な対応が必要となり、ライスステージごとに本人の意識やニーズが異なることを示唆されている。 そこで、本研究は人工内耳装用児者における高校期から大学、就労への移行に着目して、社会的自立のためにライフステージごとの支援ニーズを明確化し、支援モデルを構築することを目的とする。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により人工内耳装用児者のライスステージに応じた社会的自立に必要とされる支援について新たな知見があげられる。これによって、人工内耳装用児の乳幼児からの保護者支援において適切な指導ポイントの明確化や支援モデルの構築に貢献するものと考える。そして、これらが明らかにされることで、人工内耳装用児者に起こりうる予後を予測することが可能と考える。それゆえ、ライフステージごとの移行段階で教育側と医療側の連携の在り方を提供できると考える。
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