研究課題/領域番号 |
17K05024
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノマイクロシステム
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研究機関 | 茨城工業高等専門学校 (2018-2019) 福島工業高等専門学校 (2017) |
研究代表者 |
若松 孝 茨城工業高等専門学校, 国際創造工学科, 教授 (80220838)
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研究分担者 |
尾形 慎 福島工業高等専門学校, 化学・バイオ工学科, 准教授 (10532666)
田中 大輔 大分工業高等専門学校, 電気電子工学科, 講師 (20643729)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | タンパク質結晶 / タンパク質凝集 / エバネッセント光 / 光散乱 / 液滴 / ハンギングドロップ蒸気拡散法 / タンパク質凝集体 / タンパク質結晶化 / 結晶成長 / マイクロ・ナノデバイス / 表面・界面物性 / ナノバイオ / 蛋白質 |
研究成果の概要 |
タンパク質結晶の作製は、タンパク質構造解析上のボトルネックである。本研究では、全反射エバネッセント光励起下における前方小角散乱光計測システムを開発し、結晶化溶液の液滴におけるタンパク質の凝集・結晶化を調査した。その結果、微量の液滴サンプルでタンパク質の凝集化プロセスを高感度に分析できることが判明し、タンパク質の結晶化スクリーニングや結晶作製で頻繁に使用される、ハンギングドロップ蒸気拡散法に適した分析法であることが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
タンパク質の構造解析は、タンパク質を主原料とする機能性食品、化学、化粧品や医薬品などの研究開発で重要なデータベースとなるが、構造解析に必要な良質のタンパク質結晶作製がボトルネックである。本研究では、タンパク質結晶化のスクリーニングや結晶作製で頻繁に使用される、タンパク質液滴を用いるハンギングドロップ蒸気拡散法に適するタンパク質凝集・結晶化分析法として、局在光である全反射条件下のエバネッセント光励起による前方光散乱計測技術を提案し、その実証試験を行った。結晶化モデルタンパク質のリゾチームの液滴に対して、高感度に凝集化分析が行えることが判明し、当開発技術の有用性が分かった。
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