研究課題/領域番号 |
17K05103
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用物理学一般
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
市川 洋 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10314072)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ZnOナノロッド / グラフェン / フレキシブル / フォースセンサー / ナノロッド / ZnO / センサー / ZnOナノロッド |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、グラフェン/ZnOナノロッド/グラフェンのサンドイッチ構造の作製である。この構造により、フレキシブルで高感度なフォースセンサーの実現が期待できる。そのためには、グラフェン上へのZnOナノロッド直接成長の最適化、サンドイッチ構造を完成させるためのZnOナノロッドとグラフェンシートの接合条件の確立にある。 本研究で得られた主な成果は、1)ZnOナノロッドの直接配向成長を決定するグラフェン状態の確認、2)基体条件最適化によるグラフェンの均一化、3)導電性高分子PEDOT:PSSを用いてZnOのナノロッドとグラフェンシートを接合させたサンドイッチ構造の完成にある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で、グラフェン/ZnOナノロッド/グラフェンのサンドイッチ構造を作ることができた。この構造体は、シリコンゴムなどの柔軟な材料で保持して、フレキシブルフォースセンサーにできる。ZnOナノロッドはフォースのみならず、ガスも検知できるので、人体や衣服に直接貼り付け、人体の動き、人体から発生する体臭・分泌液を検知できるフレキシブル多機能センサーへの応用が可能で、健康・福祉分野への貢献が見込まれる。
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