研究課題/領域番号 |
17K05780
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
庄子 卓 信州大学, 学術研究院理学系, 准教授 (60581014)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | アズレン / 縮環アズレン / 多環式芳香族化合物 / 含窒素複素環 / 発光性色素 / エレクトロクロミズム / 有機電子材料 / 多環式芳香環 / チオフェン / 環化付加反応 / ドナー・アクセプターシステム / 芳香族求核置換反応 / 芳香族イミド / 環化縮合反応 / 有機合成化学 |
研究成果の概要 |
本課題では、有機電子材料への応用を目指し、新規な縮環アズレン類の合成法の開発とそれらの光学特性ならびに電気化学特性について評価を行った。その結果、本課題において合成した縮環アズレン類は溶液のpHに依存した特異な発光特性を示すことが明らかとなった。さらに電気化学的酸化還元条件において化合物の色調が可逆的に変化するエレクトロクロミズムを示すことも明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本課題で新たに合成した縮環アズレン類は電気的刺激によって顕著に色調が変化することからディスプレイ素子等の有機電子材料への応用が期待できる。また、一連の縮環アズレン類はpHに依存して発光を示すことが明らかとなったため、生体細胞の発光性染色色素等への応用にも期待がもたれる結果が得られた。
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