研究課題/領域番号 |
17K05947
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
グリーン・環境化学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
黒野 暢仁 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (10333329)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 酸素酸化 / 触媒 / 酸化的カップリング / オキソニウムイオン / 触媒的カップリング反応 / 炭素-炭素結合生成反応 / 酸化的カップリング反応 / オキソアンモニウム塩 / ジヒドロアクリジン / キサンテン / 環境調和的 / 触媒的 / 触媒的反応 / 環境調和型反応 / カップリング反応 / 酸化還元電位 |
研究成果の概要 |
酸素を酸化剤とした合成反応は、環境調和的な合成方法の一つとして重要である。アルコールの触媒的酸化反応においては、開放系の条件下で相当するカルボニル化合物を高収率で与えることが報告される。本研究では、炭素-炭素結合を生成するカップリング反応を対象とし、N-カルバモイル置換テトラヒドロイソキノリン類とアルコキシベンゼンのモデル反応においてTEMPO類と硝酸から構成される触媒系を見出した。現段階では、相当するオキソアンモニウム塩が触媒活性種であると考えている。イソインドリン類、フェナントリジン類、アクリジン類、キサンテン類の基質については、高収率でカップリング生成物を与えた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々の身の回りに存在する酸素は、生体内において酸化反応に使われている。その際、酵素が用いられて反応が進行している。本研究では、触媒の存在下、酸素が酸化剤として用いられる反応を化学合成の手法として活用することができないかと考えた。 触媒的な酸素酸化の手法は、これまでにアルコールの酸化反応がよく知られているが、今回は炭素-炭素結合を生成するような反応の構築を狙いとした。
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