研究課題/領域番号 |
17K05997
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
北山 雄己哉 神戸大学, 工学研究科, 助教 (40649745)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 高分子微粒子 / 光反応 / 中空粒子 / カプセル粒子 / 刺激応答性 / 機能性微粒子 / 異形粒子 / カプセル / 界面 / 高分子合成 / 微粒子 / 界面反応 / 光化学 / 高分子構造・物性 / 複合材料 |
研究成果の概要 |
二量化反応を示す光反応性基を有する高分子微粒子の界面近傍選択的な光架橋反応を進行させる界面光架橋反応を利用して、中空高分子微粒子を得る新たな手法を確立した。さらに、本手法を基盤技術として利用し、還元刺激、pHおよび光など様々な刺激応答性を示す機能性カプセル粒子の創製に挑戦した。さらに、光照射領域を限定することで異形高分子微粒子の創製にも成功し、光反応の特性を生かした微粒子合成を展開した。これらの一連の研究により、界面光架橋反応という新技術を利用した機能性高分子微粒子の創製を達成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中空高分子微粒子は、化粧品や断熱塗料などの産業分野で用いられるだけでなく、内部に機能性分子を内包しカプセル化することで、生体イメージング材料や薬物送達による医薬品としての応用可能な機能性材料として展開できる。本研究で確立する界面光架橋反応を利用した機能性中空・カプセル粒子創製法は、産業界で広く用いられている中空・カプセル粒子の簡便かつ安全な新規合成技術として提案できるだけでなく、微粒子材料を応用した上述の様々なアプリケーションの発展に繋がると予想され、合成分野の領域を超えた広範な波及効果が期待できる。
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